過去の監修を解説~MBA取得のFPが粗利を解説
お久しぶりです。
MBA・FPオフィスALIVE代表國弘泰治です。
今回はMBA取得のFPが解説シリーズ新バージョンで粗利について解説していきます。
粗利は結論から言うと、売上高から売上原価を差し引いて求められるものと言えます。
粗利には粗利率は先ほど求めた粗利(売上高-売上原価)を売上高で割ったものですが、正直言いますと収益を示すなど重要な指標ではあると言えます。
ただ粗利の場合、売上高≠利益ということなので、利益に直結するわけではないと言えます。
理由としては収益と利益の構造の違いと言えます。
収益と利益の違いと言うのも「収益」と「利益」には以下の違いがございます。
「収益」はどれくらい「売上を上げたか」を示すもので、それに対して利益は「どれだけ儲かったか」となります。
「どれだけ儲かったか」は収益から支出(費用)を差し引いたかによって違ってきますので、収益が大きくても費用(人件費など)が大きければ儲かったことにはなりません。
粗利に関しては、事業の競争力・付加価値って言う点では重要な指標であると言っても過言ではないかと考えられます。
そういう点で粗利がよければ利益が良いわけでなく、粗利が良ければ費用を削減すれば利益につながっていくと考えておくと良いでしょう。
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