本当に大丈夫??オフショア投資~MBAホルダーでFPの私が解説
MBA・FPオフィスALIVE代表の國弘泰治です。
資産運用って聞くとNISAやiDeCo、株式投資、債券投資、そしてFXなどが思いつくかと思います。 今回はNISAやiDeCoと比べると知られていないオフショア投資について解説していきます。
オフショア投資と聞くと「怪しい」や「詐欺じゃないの」って思う人も多いかもしれません。
そう思う理由としては知らないからこそそう思ってしまうのもわかります。
過去の自分も同じようなことを思っていましたが、話を聞くと「怪しい」といったものが 今回はオフショア投資の魅力について解説していきます。
オフショア投資って何?
オフショア投資はタックスヘイブン地域の金融機関に投資する方法です。
オフショア投資のオフショアは日本語で海外や沖合といった意味になります。
アジア圏内であれば、香港やシンガポール、そしてラブアン島(マレーシア)で、世界的に有名な地域であればケイマン諸島やマン島といったイギリス領であった国が有名です。
オフショア投資についてはどのようなものを言うかというと海外積立投資やオフショア保険、オフショア銀行口座、そしてオフショア資産管理口座などといったものです。
次にオフショア投資のメリット・デメリットについて解説していきます。
オフショア投資のメリット・デメリット
オフショア投資と聞くと怪しいがとかそういう疑問を抱く部分って確かにあって当たり前とお伝えしましたが、その疑問についてはデメリットの中にあるかと思います。
そこで今回はメリットについては良さをお伝えするのとデメリットの解決方法についても怪しいなどと言った疑問についても解決していければと思います。
メリット ~オフショア投資だからこその魅力はここにあり
オフショア投資のメリットは以下のようになります。
- 利回りが高い
- 複利で運用ができる
- 元本確保型の金融商品もあるので幅広い
- 海外の投資商品に分散投資が可能為替リスクを抑えることが可能
- 非居住者は税制メリットがある
以上の5つがメリットでありますが、オフショア投資のメリットについて解説をしてきます。
利回りが高い~世界中の投資信託にアクセスなどを解説
利回りが高いことについてはオフショア投資の魅力です。 理由として、居住国である日本の規制を受けないこともあり、日本国内の投資商品よりも高いリターンを得ることが可能です。
またタックスヘイブンの運用会社については法人税といった経費も安くなることから、投資家へのリターンも大きくなるといったことが、高リターンへ繋がると言っても過言ではございません。
複利での運用
海外では自動再投資型が一般的なので複利での運用が可能です。
ちなみに自動再投資型は儲かった利子が再び投資に充てられる仕組みですが、運用が悪い時は配当に元本を割り当てていることから元本割れするリスクもございます。
元本確保型の金融商品もある
元本確保型については元本保証を確保しているファンドのことを言います。
このように考えると、RL360°社のような変額系の保険よりは利回りが少ない可能性はありますが、子どもの教育資金や老後資金などを作りたいとなった時は元本確保型の積立商品で行うのも1つです。
海外の投資商品に分散投資可能
オフショア投資は先進国だけでなく新興国の投資信託への投資も可能で、その他にも新NISAとの違い、株式投資信託以外にも債券投資信託や現金ファンドなどの資産にも分散投資が可能となるります。
特に現金ファンドについては大不況になった場合も資産の目減りのスピードを減速してくれるため、大不況になっても自分の資産を守ってくれます。
非居住者には税制メリットがある
日本に住みながら海外の税制の恩恵を受けることができるため、タックスヘイブン地域については現地の税金がゼロもしくはそれに近いものとなっています。
このように考えるとオフショア投資については日本にない魅力もあるので検討しがいがあるかと思います。 ただ投資なのでデメリットもございます。
最初に皆様が思った疑問を文章にしましたが、その中でリアルでも怪しいとか大丈夫などと言った声はよく聞きます。
今回はそういった声についても触れていきながらオフショア投資のデメリットについて触れていければと思います。
オフショア投資のデメリット~疑問の答えはココにある
オフショア投資のデメリットについて解説していきます。 皆様の疑問の中についてはデメリットの中から説明していこうと思います。
まず代表的なデメリットについてはこの点です 。
- 初期口座が約2年間ある
- 情報収集や手続きが難しい
- 言語が英語
- 為替変動リスク
- 信頼できるIFA(代理店)の見極めが難しい
今回疑問に思ったものとして、情報収集が難しいといった点がメインだと考えられます。
それでは説明していきます。
初期口座期間が約2年間ある
オフショア投資については約2年間の初期口座期間があり、その間は停止や減額、そして引き出しは出来ません。
初期口座は知っているという人でもこういった営業文句を言われたことはないでしょうか?
初期口座が終われば支払いを停止すればよい
この営業トークついては絶対に真に受けないようにお願いします。
確かに初期口座期間が終われば貯蓄口座に移ります。
辞めても貯蓄口座にお金を貯め続けなければ、シミュレーション通りの口座残高にはなりません。
それが答えです。
元々はその金融機関は詐欺ではありませんが、こういった紹介者も居るので注意してください。
情報収集が難しい
オフショア投資について、日本ではあまり情報が出回っていないこともあり怪しいなと思う人も多いのではないでしょうか。
かつての自分も同じ考えでしたが、日本の金融商品は利回りなどの規制が多いことから、オフショア投資ってどういう投資なのかという情報は仕入れづらい環境と言われています。
実際にオフショア投資の金融機関についても日本の金融機関よりも歴史があることやS&P500などの格付けでも日本の某金融機関よりも上であったりするケースや日本以外ですが、NASDAQなどの証券取引所に上場している会社もあったりします。
言語が英語
IFAに依頼するとなると言語は英語など現地の言葉となります。
言語リスクについては、日本人サポートセンターのある代理店もあるので、日本語で対応できる代理店がデメリットを緩和してくれるモノと言っても良いかもしれません。
為替変動リスク
為替変動リスクについては、米ドルなどで投資すると月々の金額も変わってきます。 そのため、払えない方も多いというお話を聞くこともあります。
為替変動リスクは円高になると売却や解約等で資産を引き上げるタイミングで為替差損を生じるのでその点は注意した方が良いでしょう。
信頼できるIFA(代理店)の見極めが難しい
オフショア投資は信頼できるIFAを選ぶことが成功への近道と言えます。
日本では規制の関係でオフショア投資のIFAは存在しないため、紹介者を通じて加入するようになりますので、信頼のできるIFA選びが重要となります。
初期口座期間が約2年あるといった所で説明しましたが、少し前ではネットワークビジネスでオフショア投資の金融商品を活用しているところもありました。
対応の悪いIFAもあることから失敗したというケースもよく聞きます。
まずこのような代理店に当たらないことがIFA選びの重要なポイントと考えています。
ここまで説明しましたが、オフショア投資についてはIFA選びが一番の成功への近道となります。 為替変動リスクでは日本円でドル換算して考えてみるのも1つですし、 IFAについては私の所についてはあまり悪い評判は聞いていませんが、その点は定かではありません。
どこの金融機関に投資するのか決まっているのであれば、その辺のお話も少しでも可能です。
次にデメリットの解決方法について説明していきます。
オフショア投資のデメリットの解決方法~私からあなたへの解決方法を提示した手紙
オフショア投資のデメリットを挙げましたが、オフショア投資の情報収集についてはネットで検索するとネガティブな内容だったりするケースもあります。
辞めた方が良いとかそういったネガティブな内容がありましたら、半信半疑で考えておくのが良いかと思います。
オフショア投資についてはFPさんに相談することも良いですが、あまりわかってないケースもあるので、専門である人を選ぶことが重要です。
私の紹介できるIFAは評判が悪いところについては極力省いていますし、現地の保険系のライセンスを取得しているところ、そして私は日本語しかできないので日本人サポートセンターのあるIFAへの紹介が可能です。
このようにオフショア投資についてもっと聞きたいといったことや興味が出てきたなどのことがございましたら以下のアドレスまでにご連絡をお願いいたします。
alive.kunihiro@gmail.com
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