オフショア投資にある元本確保型商品とはMBA取得のFPが解説
MBA・FPオフィスALIVE代表の國弘泰治です。
今回は元本確保型の商品ってどういうものがあるのかについて説明していきます。
昨日は新NISAは危ない?という議題で書きましたが、今回はその延長線上でオフショア投資の元本確保型とはという題で説明していきます。
内容については以下の通りです。
元本確保型とは??
オフショア投資で元本確保型を設けている金融機関ってどこ??
この2つで説明していきます。
元本確保型とは
積み立てた元本が確保されるもので、具体的には保険や定期預金です。
元本確保型がお薦めな理由としては、元本割れしないメリットはございますが、低金利であれば将来に必要な年金資産が増えないといったメリットがございます。
日本の金融商品ですと政策金利が上がったとはいえ、0.25%なので元本確保型の保険商品に加入しても増えない可能性は高いです。
次にぜ海外の元本型商品なのか、昨日の記事と一緒に見ていただければと思います。
海外元本確保型商品が良いのか??
海外の元本確保型の特徴として、一定利率が保証されている商品で満期まで保有したとしましょう。
満期まで保有していれば、積み立てたものに〇%付与されるというものです。
例題として月200ドル(1ドル100円)の15年後に40%保証される元本確保型金融商品に投資したとしましょう。
この条件ですと月200ドルなので、日本円に直すと2万円です。
月2万円を15年間積み立てたとしましょう。
2万円×12×15=360万円と積み立てた金額となります。
次の元本確保型商品なので15年で+40%保証されたとしましょう。
360万円×0.4=144万円
先ほど計算した元本と保証を合算したら504万円が15年後に保証されるというものです。
先ほど説明した504万円が最低金額ですので、S&P500 と連動している金融商品であればであればS&P500が上昇していたのであればその高い方を満期時に受け取ることが可能です。
次にオフショア投資で元本確保型商品がある金融機関について説明していきます。
オフショア投資で元本確保型の商品がある金融機関とは
オフショア投資で元本確保型の金融商品がある金融機関について説明します。
私の中では知っているものとして説明すると3社となります。
- ITA社(インベスターズトラスト社)
- ドミニオンキャピタル社
- マンハッタントラスト社
最後の金融機関についてはまだ聞いたことはないかと思いますが、後ほど説明していきます。
その前にITA社について説明していきますが、
ITA(インベスターズトラスト)社
オフショア投資であればRL360°(旧ロイヤルロンドン)と並ぶ有名な金融機関です。
元本確保型商品としてはS&P 500が有名な金融商品でございます。
内容としては以下の通りです。
S&P 500
- 積立金額:月200ドル
- プラン:10年・15年・20年
- 拠出頻度:年払い・半年払い・四半期払い・月払い
- 元本確保:10年で100%、15年で140%、20年で160%
- 年間手数料:10年で2.0%、15年で1.7%、20年で1.1%
- プラン手数料:月10ドル
- アカウント価値:月0.125%
- ロイヤルティボーナス:10年後拠出時の7.5%、15年後拠出時の7.5%、20年後拠出時の5.0%
- 解約手数料:イニシャルユニット(初期口座)残存期間分の相当額
- 一部解約:イニシャル期間終了後、純現金価格が2400ドルと最低維持額として一部解約可能。ただし一部手数料は掛からないものの、元本確保は無効
- 契約年齢:18歳から60歳(10年プラン)、18歳~65歳(15年プラン)、18歳~70歳(20年プラン)
- 死亡給付金:支払い基準額はアカウント評価額の101%
このように考えるとITAのS&P500 については魅力ですね。
ドミニオンについては以下のURLから確認が可能です。
次にマンハッタントラストについて説明していきます。
マンハッタントラスト社とは
マンハッタントラスト社はプエルトリコが本社で、約170年も続くマンハッタン生命保険の傘下にある金融機関です。
商品名としマーケットシールという商品です。
内容はS&Pと連動ということでITAのS&P500に似ていますが、ITAとの違いとして、拠出期間は15年間のみですが、ITAのS&P500 との違いとして15年間据え置きできるというものです。
ちなみに加入年齢についても0歳から70歳までの方であれば可能ですので、大学までの教育資金対策もそうですが、その後にMBAなどの学位取得のために大学院に行くための資金にすることも可能ですし、大学院に行かなくても結婚資金に充てることも可能です。
まとめ
このように説明をしましたが、元本確保型はNISAにはない元本割れを防ぐ手段としては魅力ですし、積立形式であればドルコスト平均法を活用することも可能です。
FXに投資されている方でしたら、投資で稼ぐことができたドルを月々の貯金に充てることも可能です。
FXをされている方でしたら打ち出の小槌のように、思うようにお金が湧いてくるのが本当は良いのですが、1つの投資失敗の保険として持つことも良いかもしれません。
今回はITA社やドミニオン社そしてマンハッタントラスト社のものを上げましたが、FTLIFEやSUNLIFEについても相談可能です。
まだわからないなどありましたら、1度面談して自分の知識にすることやこれらの金融商品の検討材料にしていただければと思います。
ちなみに初回は40分無料でさせていただきます。
メールアドレスは以下の通りです。
alive.kunihiro@gmail.com
皆様のご相談をお待ちしております。
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