ロングオンリー戦略とはMBA取得のFPが解説
MBA・FPオフィスALIVE代表國弘泰治です。
今回はロングオンリー戦略について説明していきます。
ロングオンリー戦略とは??
以前、説明しましたロングショート戦略は覚えていますでしょうか?
ロングショート戦略は、もう少しかみ砕くと割安ポジションの証券を買い、割高のポジションの証券を売るといった戦略です。
ロングオンリー戦略は割安ポジションの証券を買いのみで構成し、割安の現物株だけを持ちつづける投資戦略を言います。
このため買いだけなので、値上がりすれば利益となり、値下がりすれば損失になります。
ロングオンリー戦略ってどんなメリット・リスクがあるのか説明していきます。
ロングオンリー戦略のメリット・リスク
ロングオンリー戦略にはメリットが2つ、リスクが4つに分けられます。
ロングオンリー戦略のメリット
ロングオンリー戦略のメリットは①上昇相場では大きな利益がでる②買いだけでOKなので取り組みやすいの2点です。
上昇相場では大きな利益が出る
ロングショートと違い、ショートがない分それによって相殺さることもないため、読みあたり相場が上昇した場合、大きな利益をもたらします。
買いだけでOKなので取り組みやすい
ロングショートと違い、売りがないので投資対象の価値が上がるかどうかなので、わかりやすいと言えるでしょう。
ここまで考えると、大きく利益を求めたいのであれば確かにロングオンリー戦略が良いかと思います。
ただ以前から投資なのでリスクがあるのは当たり前です。
次はリスクについて説明していきます。
ロングオンリー戦略のリスク
ロングオンリー戦略のリスクは①上昇相場でないと利益は出づらい②価格変動リスクが大きくなりやすい③下がり相場には銘柄の当たり外れあり④下がり相場の投資機会を逃す形になる
上昇相場でないと利益は出づらい
考え方が運用より相場次第となるので、上昇相場でないと利益が出づらい点は否めないといえます。
メリットでもあるように上昇相場になれば利益が出やすい点や取り組み易いことは確かにメリットですが、楽だからという理由がリスクになるということになるかと思います。
価格変動リスクが大きくなり易い
ロングショート戦略と比較すると、価格変動リスクがロングオンリー戦略より大きくなるでしょう。
価格変動リスクが大きくとなるとギャンブル要素も強くなると言っても過言ではないです。
下がり相場には銘柄の当たり外れあり
上昇相場であれば利益は大きく出ますが、下がり相場であれば確かに銘柄選びを失敗すれば利益が出ないということです。
下がり相場の投資機会を逃す形
下がり相場だと機会損失を招いてしまうことです。
このように考えると、ロングオンリー戦略は運用より相場で見極めるものとなります。
上がり相場であれば利益は大きく出ますが、その反面下がり相場で利益は出たとしても上がり相場ほどの利益は出ないと言えるでしょう。
ただ下がり相場でも大きな価格変動が起きてしまうと、大きく下がってしまうので安定的に行きたいのであれば株式ロングショート戦略の方が安定的だといえます。
まとめ
本当に利益を狙うのであれば投資しても良いものかもしれません。
ただし説明したデメリットもあるので、ロングオンリー戦略よりも守りの戦略を取るオフショアファンドへ分散投資するのも1つです。
オフショアファンドは、日本の投資信託にないようなファンドもございます。
例えば、イギリスで発行されている介護施設のファンドや学生寮ファンドなどございます。
直接投資やプライベートバンク経由での投資も可能ですが、オフショアファンドに投資するのであれば口座をつくることをお薦めします。
理由は、オフショア資産管理口座を作るとなると1000万円とか預かり金も大きいイメージがあるかと思いますが、オフショア資産管理口座であれば100万円代から作ることも可能ですし、色々な通貨で投資も可能です。
もしFX(外国為替証拠金取引)に投資している人がいれば、FXで儲かったお金をオフショア資産管理口座に移すことも可能です。
理由は以前オフショア資産管理口座を作るのメリットで説明したようにどの通貨でもそのまま送金ができることやファンドの最低購入金額が低くなることそしてファンドの購入手数料が安くなる点がございます。
外貨預金をされている方やFXで投資して複数の通貨をお持ちの方も、外貨預金であれば金利が低いと思っている方、FXで複数の通貨で儲けている方はオフショア資産管理口座を作ってFXで稼いだ資産を防衛することも可能です。
もっとFXをしたいのであれば、軍資金を残しながら、オフショア資産管理口座に投資する手段もいいかと思います。
暑っ苦しいなもしくはウザいなと思った方はスルーしていただいても構いません。
投資してみたいなどありましたら、以下のアドレスまでお願いいたします。
alive.kunihiro@gmail.com
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