サラリーマン・個人事業主の節税~どんな控除があるのか
こんにちは
MBA・FPオフィスALIVE代表國弘泰治です。
今回はサラリーマンや・個人事業主の節税部分である控除について説明していきます。
控除とは何ぞや
控除と言う言葉にはたくさんの意味がございますが、節税に関して言いますと収入から差し引くと言う意味となります。
控除に関しては「所得控除」と「税額控除」の2つございまして、「所得控除」は全部で14種類ありますが、サラリーマンの場合年末調整がありますので、基本は確定申告をしなければいけないと言うことはございません。
ただし、確定申告をしないといけないものとして「医療費控除」「雑損控除」「寄付金控除」がございます。
「所得控除」「税額控除」のそれぞれ内容
控除には「所得控除」と「税額控除」の2種類あり、所得控除は全部で14種類もあるとお伝えしました。
所得控除は先ほど挙げた、3つ以外には、「社会保険料控除」「小規模企業共済等掛金控除」「生命保険控除」「地震保険控除」「障害者控除」「寡婦控除」「ひとり親控除」「勤労学生控除」「配偶者控除」「配偶者特別控除」「扶養控除」「基礎控除」の15種類ですが、サラリーマンの場合は、副業で起業などをしていると言ったことがなければ、14種類となります。
次に税額控除については「配当控除」「分配時調整外国税相当額控除」「外国税額控除」「政党等寄附金特別控除」「認定NPO法人等寄附金特別控除」「公益社団法人等寄附金特別控除」「住宅借入金特別控除(住宅ローン控除)」がございます。
2つの控除についてお伝えした後は、所得税の計算について説明していきます。
所得税額の計算方法
それでは、今から所得税の計算について説明していきます。
今回の場合は、経理1年目と言った方や初めて確定申告をされる方向けに書いています。
説明として、不十分な部分もあるかもしれませんが、見ていただければありがたいです。
計算方法としては以下のような順序となります。
①収入(年収)-必要経費(サラリーマンなら給与所得控除)=所得
②所得-所得税控除=課税所得税額
③課税所得税額-税額控除=所得税額
この順序で計算していけば大丈夫です。
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