資産運用だけでない住宅資金の作り方~フラット35以外の借り入れ方法後編
おはようございます。こんにちは。こんばんは。
FPオフィスALIVE代表國弘です。
今回はオープニングは普通とさせていただきます。
前回は財形住宅融資の利用条件について説明いたしました。
今回は財形住宅融資の性質について説明いたします。
財形住宅融資の商品概要
財形住宅融資に関しての商品は中編まで見れば条件までなのでまだわからないなどの言葉が出るかもしれません。商品の内容としては5年ごとの変動金利制に該当し、金利と返済額は5年ごとに見直されます。それに伴い返済額が変わって参ります。
今回は財形住宅融資のメリット・デメリットそして金利についてもお伝えいたします。
財形住宅融資のメリット・デメリット
財形住宅融資に関してはメリット・デメリットがございます。まずはメリットをお伝えいたします。
- 5年ごとの変動金利制のため、5年間は金利は変わらない
- 公的なローンのため、民間ローンと比較して金利が低い
- フラット35と併用可能
- 事務手数料などが不要なこと
この3点があげられます。5年も変わらず5年後に金利が変動するので安心です。更に事務手数料や保証料なしですので、借りる上のコストは抑えることが可能です。金利に関しましては、公的ローンのため民間ローンより金利も低く設定されています。理由は住宅金融支援機構によりますと「変動金利制に関しては2011年の11月現在は3年の変動金利制のものは、3%」となっています。それに対して財形住宅融資は0.7%(特例措置の0.5%)となっており、民間の住宅ローンより低い水準となっております。
メリットだけではなくデメリットもございます。
- 団体信用生命保険が自己負担であること
- 財形貯蓄の10倍(上限4000万円)であること
- 5年ごとの金利見直しではあるものの上限設定なし
このように考えれば団体信用生命保険の自己負担はコストも掛かってまいります。もし検討するのであればフラット35との併用借り入れも1つに入れておきましょう。
申し込みごとのポイント
財形住宅融資に関しては、申し込み場所によって返済期間の年齢なども違ってまいります。以下の表を確認ください。
このように考えると、借入時の年齢は財形転貸融資に関しては、保証料や融資手数料が掛かり、コストに関しては重くなります。もし行うのであれば住宅支援機構の財形直接融資の検討も良いかと考えられます。金利に関しては載せていませんが、金利に関してもすべてが一律ではない模様です。
出典
住宅金融支援機構民間金融機関の住宅ローン金利推移(変動金利等)
今回活用しましたデータに関してはこちらのURLとなります。
お仕事のご依頼等ございましたらalive.kunihiro@gmail.comまでお願い致します。
それでは閉店ガラガラ!!出た(笑)
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