M&Aで赤字企業を買収するメリット
おはようございます。こんにちは。こんばんは。
FPオフィスALIVEアカガイ・ミルガイ・ナイスガイ國弘です。
今回はM&Aに関する記事とさせていただきます。現在コロナウィルスの中、赤字企業も多いかと考えられます。それでは赤字企業をM&Aをするメリットについて説明致します。
M&Aで赤字企業を買収するメリット
M&Aをするとなると黒字をイメージするかと思います。今回はM&Aで赤字企業を買収するメリットは、初期投資コストの抑制・シナジー効果の発揮・節税可能の3つです。今から説明いたします。
初期投資のコストの抑制
最初に、黒字企業であれば利益も潤っています。ただ赤字企業に関しては「今にでも倒産しそう」などネガティブなイメージがあるかと思います。欠点だらけだから買い渋る企業もあるでしょう。中小企業の倒産は販売不振・放漫経営・過小資本の3点です。
ただ赤字だから倒産するかというとそうではないようです。税金が払えないなどの原因で黒字で倒産するもございます。
赤字=倒産ではございませんので、その点は考える必要はございます。
企業買収の評価方法
企業買収の評価方法の説明いたします。①DCF法②マルチブル法がございます。
①DCF法は不動産投資の記事で、説明いたしましたが、ディスカウントキャッシュフロー法と呼ばれており、企業の将来価値を求める方法です。
②マルチブル法は類似した企業をいくつか算定し、その株式総額を基準に価格を決める方法です。
シナジー効果の期待
シナジー効果の期待と言いましたが、どのようなものか3つお伝えいたします。販売面・経営面・投資面です。
販売面
自社が行っていた販路を見出すことが可能
経営面
優秀な技術者や人材を確保しやすくなることが可能
投資面
M&Aで事業承継を行うため、事業規模の拡大や信用力が拡大できます。
この3点の総力を活用することで大きなシナジーを獲得できるかと考えられます。
節税効果
節税効果が繰越欠損金を活用して節税が可能です。ただなんでも節税すればいいかというとその点は注意が必要です。理由は条件で繰越欠損金がゼロになるものもあり、節税効果が得られないこともございます。
対策として節税を1次メリットにすることは避けることで、節税を2次メリットにすることをお勧めいたします。
次回は節税効果を得るために抑えるべきポイントをお伝えいたします。
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