PL脳脱却が将来投資が成功のカギ?

おはようございます。こんにちは。こんばんは。


FPオフィスALIVE國弘です。


前の記事でPL脳とファイナンス思考の説明をしました。

結論としましては老後の資産運用はファイナンス思考を適応すべきと私は提言しました。

今回は日本企業って確かに成功者はいますが、世界的に有名な成功者っていない気がします。

世界的成功者っているでしょう?確かに思い当たる節とすればトヨタの豊田章男社長、楽天の三木谷浩史社長やホリエモンこと堀江貴文さんと言った方は確かに成功者です。世界的に考えたらFaceBookのマーク・ザッカーバーグCEO、アマゾンのジェフペゾスCEOなどGAFAの1つを経営と言ったような経営者って産まれてない気がします。投資家であればウォーレンバフェット氏、このように考えると日本人の場合、PL脳に陥っているからなのもあります。

PL脳の5つ行動パターン

PL脳の行動パターンには5つございます。

①黒字事業の売却をためらう

②時間的価値を加味しない

③資本コストを無視

④事業特有の時間感覚を勘案しない

⑤事業特有のリスクを勘案しない

この5つの当てはまっているのではないかと考えられます。


今回言いたいのはPL脳からすぐ脱却しなさいというものではございません。


①老後資金を作成するため不動産投資をするとしましょう。不動産投資であれば節税を目的としますので、その点を考えたら仮に、ローンの返済や減価償却期間が終われば黒字になるわけです。

黒字になると考えたら税金も更に本業とプラスに税金が掛かってまいります。このように考えたら、黒字の事業を売るとためらうのであれば節税の恩恵も受けることも難しいでしょう。

安い物件がいけない訳ではございません。安い物件を購入で得られるメリットもございます。


①不動産投資ローンの実績を作りやすい②次高い物件を購入する際には1つの担保として出しやすいなどございます。

②に関しては不動産投資で考えると黒字であったとしても「それで良し」ではなく、将来〇年後のキャッシュフローがどの程度生み出すかの観点から価値を測っていかなければなりません。


③に関しては、用語が難しいので用語の説明を合わせながら説明します。①WACC(加重平均資本コスト)②ROIC(投下資本利益率)の2つです。

①WACC(加重平均資本コスト)

資本コストを加重平均したものです。

企業で例えれば会社の資金調達のコスト(費用)のことです。

今回は不動産投資をするとしましょう。

2400万円のマンションを自己資金720万円と借入れ1680万円で購入すると仮定しましょう。

費用は借り入れの場合、金利2%で、10%の利回りを期待すると考えますので10%としましょう。


この場合10%×720万円/2400万円+2%×1680万円/2400万円としましょう。

答えは5%になります。

②ROIC(投下資本利益率)

事業に対して投じたお金に愛する利回りです。

例えば不動産投資の場合、投資したマンションのために投資た資金を使ってどれだけ利益を生み出したかという指標です。


ROICがWACCより低い事業であれば高い金利で借金をして低い利回りの投資用不動産もしくは金融商品で投資をしていることになります。


④事業特有の時間感覚を勘案しない

一時的な損失を投資が出来ないこともPL脳の重要な問題で、事業にはそれぞれ特有の時間感覚がございます。

例えば、事業に立ち上げにかかる初期投資も少なく、比較的に短期間で立ち上げるウェブサービスのような事業もあれば、立ち上げの初期投資も多く、長時間の立ち上げを及ぼす事業もございます。


事業にはそれぞれ特有の時間感覚があり、コストやリスクも事業特有なものとなります。


⑤事業特有のリスクを勘案しない

PL脳でとらわれた状態で、事業を経営したとしましょう。PL脳にとらわれて経営してしますと事業の売り上げ規模や利益率に対して意識が傾きます。


このように考えると、老後で資金を作る際、経営者と同じように考えて行く必要はございますが、その場合であれば本業もあるから、そんなことできないとおもうかもしれません。

何でも良いから資産運用をしようと言う心掛けは本当に素晴らしいのですが、投資や金融商品に関してはリスクや初期投資額などがございます。

このように考えると非常に難しいと思います。

最後にこのようなお悩みを思っている方がいらっしゃったら、是非ともFPオフィスALIVEにお願いいたします。新型コロナウィルスの関係もございますので、ウェブ相談行っています。

alive.kunihiro@gmail.comまでにご連絡をお願いいたします。

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