MBAと不動産投資理論は同じ②
おはようございます。こんにちは。こんばんは。
FPオフィスALIVE國弘です。
前回MBAのファイナンスで使われる用語と不動産投資ってほぼ一緒とお伝えいたしました。前回はNPV(正味現在価値)法ですが、投資収益率や内部収益率について説明致します。
不動産投資とMBAのファイナンスの共通用語
結構前の記事でFPとMBAのファイナンスは名前が違うと言いました。FPはパーソナルファイナンス、MBAはコーポレートファイナンスで、パーソナルファイナンスは個人や家計で、コーポレートファイナンスは企業財務です。
人間はパーソナルファイナンスだけではない
不動産投資もマンション経営と言った不動産投資はパーソナルファイナンスです。理由はマンション経営は企業本体より企業に勤めるサラリーマンや公務員、投資家そして経営者です。このような職業になるのは人になりますので、個人と家計に分類されます。ただし、個人が企業で職務を勤めて行けばこのような企業財務に触れる機会もございます。それでは各用語の説明を致します。
投資収益率(ROI)
投資収益率は、投資した資本に対して取得できる利益の割合です。企業で例えれば企業の収益力や事業においての投下資本に対しての運用効率を示します。これを不動産投資で例えるならマンションやアパートなどの収益率やマンションなどの不動産経営において投資したお金に対しての運用効率を示します。
例えば東京の中古物件を2200万円投資したとしましょう。家賃収入を月8.5万円(年額102万円)と管理費10%を差し引いた金額の場合、91.8万円÷2200万円×100%とした場合、4.17%の投資収益率を得ることが可能です。
内部収益率(IRR)
内部収益率は投資によって得られると見込まれる利回りと本来得られる利回りを比べて大きいか小さいか判断する方法です。求め方は純収益の現在価値=純収益×複利現価率です。
先ほどのROIの条件とすれば1年間で91.8万円の収益を得ることが出来るマンションの複利原価率を5%としましょう。91.8万円×1÷1.05=約87.4万円の価値です。複利現価率は純収益が同じでも2年目3年目と積み重ねていけば。複利現価率は下がります。
まとめ
不動産投資は、職業を持つ人間であっても、コーポレートファイナンスを操ることが出来る面白い理論です。このように考えれば、不動産投資はファイナンスの総合格闘技とも言っても過言ではございません。この考えは、指標は違いますが不動産投資だけでなく株式投資でも同じ考えであるかもしれません。ただし税務面であれば不動産投資は節税が可能、株式投資は節税は不可ですが、予想を立てていって当たればもうかるものでございます。1つの職業を持つ人間としたら株式より不動産投資の方が、毎月の安定収入を得ることが可能です。さらに節税も可能です。
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