オフショア投資とつみたてNISAどう違うのかFPが解説

MBA・FPオフィスALIVE代表國弘泰治です。

今回はオフショア投資とつみたてNISAはどう違うのか??NISAが新制度になってもオフショア投資とどっちを薦めるのかにもお話していければと思います。

自分としては、はっきり言うとオフショア投資がお薦めです。

オフショア投資って何が良いのか??というとあまり出てこないのではないでしょうか?出てきたとしても「ポンジスキームでしょ?」「ネットワークビジネスでしょ?」などネガティブなワードが思い浮かぶかもしれません。

まずはオフショア投資とつみたてNISAそれぞれについて解説していき、それぞれのメリットデメリット最終判断について説明していきます。

オフショア投資とつみたてNISAそれぞれの内容

オフショア投資とつみたてNISAそれぞれの内容について説明をしていきますとオフショア投資とつみたてNISAの共通点は積み立てとほったらかしといった点です。

共通点の次はそれぞれの違いについて説明していきます。

オフショア投資とつみたてNISA~それぞれにあってそれぞれにない

先ほどは共通点について説明をしましたが、オフショア投資とつみたてNISAのそれぞれの違うポイントについて説明していきます。

項目としては①月々の掛金②投資する金融商品の違い③オフショア投資の期間などについて説明していきます。

月々の掛金

オフショア投資は最低で日本円で換算するれば月10000円(1ドル100円で計算)からできるものもあり、サラリーマンで金融資産への投資を考えているのであればオフショア投資も1つと言えます。

つみたてNISAであれば年間40万円なので月々3万3333円が上限となっています。

2つを考えるとオフショア投資とつみたてNISAは、どこまで掛金を月々出せるかが焦点となってきます。

資金が少ないもしくは老後資金でなく教育資金で行うのであればつみたてNISAでも良いかと思いますが、老後資金はオフショア投資の方が良いかと考えられます。

つみたてNISAを教育資金を貯めるとなれば、日本政策金融公庫の教育費に関する調査結果によりますと国公立大学で743万円、私立大学であれば文系が約951万円、理系であれば約1083万円と言われています。

教育資金を貯める上ではつみたてNISAも有効的な手段と言えます。

ただ、私立の医学部や歯学部もしくは薬学部などといった私立の6年制学部を考えている方であれば、つみたてNISAだけでは難しいでしょう。

6年制学部を想定をする場合、オフショア投資を入れておくと良いでしょう。

投資する金融商品の違い

つみたてNISAは金融庁に届け出のあった投資信託で、オフショア投資は世界中の上場している株式や投資信託などへ投資しています。

このように考えると、つみたてNISAのものより質のいい投資信託への投資が可能であると解釈しても良いでしょう。

期間の違い

つみたてNISAは最大20年で、オフショア投資は金融機関によって違ってきます。

例えばRL360°やインベスターズトラスト(ITA)の場合は最大25年、メティスの場合は最大30年積み立てることが可能です。

そのためつみたてNISAと違い、オフショア投資の場合は金融機関によって最大の積立可能な期間が違うということになります。

つみたてNISAとオフショア投資と比較をしましたが、つみたてNISAでも老後資金を確保できそうだと思うかもしれませんが、老後2000万円というのは、平均寿命までを考えたものであると仮定しており、長生きリスクを想定した内容ではないかと思います。

長生きリスクを仮定すれば、まだ多くの資金は必要ではないかと思いますので、つみたてNISAでは難しいのではないのかと考えています。

新NISA制度となればどうなのか?

新NISAは2024年以降に導入されるもので、非課税保有期間が20年のところが無期限化され、つみたて投資枠(年120万円)と成長投資枠(年240万円)と併用が可能となっています。

投資対象商品は、つみたて投資枠の場合つみたてNISA同様金融庁から許可を得ているもので、成長投資枠は整理監理銘柄のものや信託期間が20年未満のものでないこと、そしてレバレッジが高いものではないといった条件がございます。

このように考えると、つみたてNISAも良くなったのではと私も思うかもしれませんが、正直これでも私はオフショア投資をお薦めします。

確かに現制度よりは枠も多くなっているので確かにいいかもしれませんが、投資できる金融商品はまだ追いついていないと言ってもいいですし、まだNISAの制度も100年以上の歴史があるわけでもないので、考えて投資した方が良いでしょう。

まだ新NISA制度は私もまだ理解は出来ていませんが、わかることとしてオフショア投資と比較すれば、いい線までいくかもしれませんが投資には絶対はございません。

オフショア投資そしてつみたてNISAへの投資をする人へ!!

タイトルとしては雑ですが、オフショア投資をするそしてつみたてNISAをする人へ今からお話をしていきます。

オフショア投資を考えている方へ

オフショア投資を考えているのであれば確かに普通預金などの日本の金融商品より利回りが高いのですが、オフショア投資だからオフショア投資の代理店ならどこでも良いというわけではありません。

代理店に日本人サポートセンターがあること、現地の省庁の許可を得ていることそしてリーマンショックやユーロショックといった経済危機を乗り越えている代理店、レポートが毎月ある代理店もしくは毎年報告会がある代理店、利回りが年平均10%以上であることがお薦めです。

つみたてNISAへの投資を考えている方へ

つみたてNISAは確かに売却益は非課税って点は魅力です。ただオフショア投資と同様につみたてNISAも金融商品への投資です。

そのため、手数料などを差し引いた金額が利益です。つみたてNISAをするのであれば、つみたてNISA対応の投資信託がたくさんある金融機関を選ぶことを選ぶことです。

オフショア投資をするにしても、つみたてNISAをするにしてもこの条件は守ることです。

オフショア投資は代理店と利回り、経済危機を乗り越えているか、現地の金融当局の許可を得ているのかなどが条件です。

つみたてNISAの場合、つみたてNISAへの投資が可能な投資信託が多い金融機関を選ぶことが重要です。

相談やコンサルティング等ございましたら、当たり前ですが私の方で精一杯対応しますのでalive.kunihiro@gmail.comまで問い合わせお願いいたします。

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