ポンジ・スキームとはFPが解説

MBA・FPオフィスALIVE代表の國弘泰治です。

ニュースで見ると、お笑い芸人のTKOの木本さんが投資詐欺にあったというようなニュースがあったりと投資詐欺のお話ってたくさんございます。

今回はポンジ・スキームについて解説していきます。

ポンジスキームとは?

ポンジスキームは投資や金融の詐欺の中では最も多いと言われています。

ポンジスキームは、アメリカの天才詐欺師であるジェームス・ポンジの名前が由来と言われています。

どんな詐欺内容かというと「1000万円を私(金融機関など)に預けたら毎月3%の利回りで渡すよ」っていうものです。

そういう会社って運用実態がない会社がほとんどで、支払われているのはあなたが出資した1000万円から、毎月3%の配当金を支払っているだけなので、運用しているかというと実際は運用していません。

毎月3%っていうとすごいって思う人も多いでしょう。

ただ、最初あたりは配当金が3%ほどあっても、集めている企業もしくは個人が集めたお金を3か月ぐらいで持って逃げるのがポンジスキームです。

ポンジスキームってどんなものがあるの

ポンジスキームって基本的な基準としては、どんな基準があるのかもっと知りたいという人も多いでしょう。

金銭貸借契約で投資家を募集

金銭貸借契約っていうと、「何のこと」って思う人もいるようですが?金銭貸借は投資するのでお金を貸してくださいっていうことです。

例を出すと、「金銭貸借契約をしてくれれば元本は保証する」こう聞くと元本保証って聞くと貸した金額は全部保証されてるんだと思ってしまう人が多いでしょう。

ただ投資で元本保証というとむしろ疑うべきです。

オフショア投資は元本確保ですが、元本保証と元本確保はどう違うのか記事にしていますのでこちらもご覧ください。

https://fp-office-alive.amebaownd.com/posts/36313350

高利回りでの勧誘

正直、このパターンって結構多いんですよね。先ほどの章で説明しましたが月利3%とか年利30%と言ったものが多いのです。

意外と少額から投資が可能と勧誘

少額から投資が可能っていうといいなって思っている人も多いと思います。

ポンジスキームは、ちゃんと支払われるのは最初の3ヶ月だけで、最初の3ヶ月を信用しきってしまって、出資金を増やしてしまって被害総額が大きくなってしまいます。

毎月の配当を支払うと約束

少額出資が可能といったところと被りますが、毎月の支払を約束して信用させて最初の3ヶ月ぐらいはちゃんと配当金は支払われますが、3か月後は支払われないと言ったことが大半です。

高額な紹介料で勧誘

ポンジスキームを行う詐欺師は紹介者に高額な紹介料を支払っています。

詐欺拡大の一番の原因といっても過言ではありません。

まとめ

ポンジスキームは、高額の利回りや数十万円から投資が可能、元本が保証されますっていうセールス文句がございますが、自分も一回名前は伏せさせていただきますが、ポンジスキーム案件は2つくらい聞いたことがあります。

1つは仮想通貨案件で、もう1つはプライベートバンク案件です。

プライベートバンクは、御託を並べて頓珍漢な内容をべらべらと話していたので、自分は絶対に売りたいと思わないと考えたことと、仮想通貨はMLMだったのですが、コインチェックやビットフライヤーで投資した方が良いのではと思いました。

オフショア投資に関しては、むしろ詐欺ではないと私の方で思いましたが、なぜそう思ったかというと歴史の長さが一つです。

オフショア投資はだいたい20年くらいから150年以上なので、ポンジスキームであれば長い歴史は長くても1年以内ですのでむしろないと思います。




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