団体信用生命保険~生命保険は解約してはいけない

おはようございます。こんにちは。こんばんは。


FPオフィスALIVE代表國弘です。


今までは、フラット35のことや財形直接融資について書きました。今日は団体信用生命保険について書きます。


団体信用生命保険についてですが、概要について説明・団体信用生命保険に関してよくある質問についても書いていきます。


団体信用生命保険とは

団体信用生命保険は住宅ローンを借りる際に、加入する保険です。団体信用生命保険の被保険者が万が一のことがあった場合、住宅ローンの残債を全額弁済をしてくれるものです。つい最近では、死亡保険だけでなく、ガン保険の代わりになる団体信用生命保険があることも事実です。

それでは団体信用生命保険の種類について説明いたします。

フラット35の団体信用生命保険の種類

フラット35の団体信用生命保険には4種類ございます。①一般の機構団信②デュエット(夫婦連生型)③3大疾病付き機構団信④加入なしの4パターンです。以前住宅金融支援機構に質問をした時、団体信用生命保険は中古住宅の場合義務ではないですが、加入するようにの促進はしているようです。


昔と違い、超高齢社会となっているので、要介護2以上の判定を受けてのものや夫婦がどちらか死亡や障害者になった場合、本人だけに効力が及ぶだけを考えれば、弁済者本人が障害者になった場合、障碍者手帳の交付があれば、団体信用生命保険から全額弁済となるものもございますので、団体信用生命保険への加入は良いものだと考えております。

疾病団信の加入は任意??

団体信用生命保険は死亡や障害のもの以外にも疾病団信というものがございます。その中でも3タイプに分けられます。①診断確定等②所定の状態③就業不能状態です。

①に関しましては、ガン・3大疾病・重度慢性疾患保証付きとなります。

ガンに関しては、「ガンにかかったと医師が診断確定された場合に全額弁済されます。ただし融資日から90日目以内は免責となります。

t②は3大疾病なのでガン以外にも急性心筋梗塞や脳卒中などを発症して、初めて診察を受けた日から

60日以上継続したと医師に診断されたら全額弁済となります。ただし免責期間は3ケ月です。

③については、3大疾病保障に加え、所定の重度慢性疾患(高血圧症や糖尿病など)による就業不能状態がおおむね1年以上継続されれば全額弁済されます。不能状態が30日から60日続けば、毎月のローンの返済が免除されますが、ずっと免除ではなく、最大3ヶ月間は免除されます。


団体信用生命保険に加入すれば生命保険は解約すべき??

よくある質問で、「団体信用生命保険に加入すれば、生命保険を解約すべきか」ということについては、解約をせず見直しをしておくことをお勧めいたします。理由については節税の観点も含めて説明いたします。

生命保険の解約は節税面で不利になる??

大げさなタイトルですが、これは本当です。生命保険控除の対象が1つです。生命保険料控除の対象は国税庁のページにございます。

ホームページの中では団体信用生命保険は対象になっていません。団体信用生命保険は住宅ローンの加入で行えるものなので、住宅ローン控除の1つとなります。そのため生命保険料控除は解約をせず見直すことをお勧めいたします。

生命保険を解約しない方が良い理由としましては、団体信用生命保険の性質にございます。団体信用生命保険に加入して万が一のことがあった場合、住宅ローンを代わりに全額支払ってもらえるものなので、その点に関しましては、ガンにかかって支払った治療費などまで保証するものではございませんので、見直しはしておく必要がございます。


今回は以上ですが、生命保険に関しては解約はしない事をお勧めいたします。

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