PL脳の内容で出てきた損益計算書について

おはようございます。こんにちは。こんばんは。

FPオフィスALIVE國弘です。


今回の内容はPL脳と言われる原因である損益計算書について説明します。

損益計算書と言うと経理、財務そして経営企画、コンサルティング(経営や財務など)、業界であれば、金融機関や法人保険を扱う生命保険会社、経営コンサルティング企業、資格であれば、簿記やBATICそしてFPと言った検定物であったり、公認会計士・USCPA・税理士・不動産鑑定士など、大学院であればビジネススクールやアカウンティングスクールなどについては当たり前の話だと思います。今回は損益計算書がわからない人向けの内容といたしますのでよろしくお願い致します。


損益計算書とは

損益計算書は財務三表の1つです。財務三表と言いますと、貸借対照表・損益計算書・キャッシュフロー計算書で構成されています。


損益計算書は例えば皆様も学校で成績表を貰っていたと思いますが、その企業経営においての成績表と思っておけばいいと思います。


項目としては①売上総利益②営業利益③経常利益④税引き前当期利益⑤当期利益となっています。


①売上総利益

いわゆる粗利益のことで、売上高-売上原価で求めていきます。ちなみに売上原価と言うのは、売れた商品やサービスの仕入れや製造にかかった費用です。


②営業利益

売上総利益-販売費および一般管理費で、例えば営業マンの給料や広告宣伝費、租税公課(売るために使った営業車の自動車税や製造した工場の建物の固定資産税など)そして光熱費などがあげられます。一言で言うと営業利益=本業の儲けです。


③経常利益

営業利益+営業外収益ー営業外費用となります。営業外と言うことは皆様で考えたら副業で位置づけです。例えば本業をどこかの企業に勤めて、副業で不動産投資で家賃収入を貰う形です。

営業外費用であれば販売一般管理費の副業版と言う考え方でとらえても良いかもしれません。


④税引き前当期利益

経常利益+特別利益ー特別損失で求められます。ちなみに特別利益とは臨時的または特殊な事情で発生した利益を示します。不動産投資で例えれば東京のマンションに投資していて、そのマンションが買った時より値上がりしていたものが該当します。計算すると3000万円で購入したとしましょう。4年後にマンション近辺で歴史的なイベントやたくさんの企業が支店をマンション近辺で事業を開始すると考えたら経済的需要で高くなると考えて、売ったとしましょう。売った金額が3020万円としたら、20万円の儲けになります。

それに対して特別損失は購入時の売値は特別利益の説明と同じとしましょう。売ろうとしたものの金額が2980万円と査定されて、20万円の損失になる形です。

一言で言うと特別利益の反対です。


⑤当期利益

税引き前当期利益ー税金(法人なら法人税、個人なら所得税など)で求められます。それにより株主に配当などを充てることが出来る利益です。


以上で損益計算書の説明になりますが、確かに損益計算書は大切です。でも意識を傾けすぎてはいけません。次はキャッシュフロー計算書について説明しますが、費用がこれだけしかないから、投資が出来ないという気持ちもわかりますが、老後の資産運用もキャッシュフローを見て投資することを最終的にお勧めします。

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