回想記事:はじめての起業した人にiDeCoを薦めなかった理由

おはようございます。こんにちは。こんばんは。

 FPオフィスALIVE國弘です。


昨年の回想記事をお送りします。


 全く薦めない訳ではなかったのですが、病気になる前に一度サラリーマンを辞めて起業をして1年目の人の相談を受けた時のお話です。

  法人化した方(社員あり、人数は情報守秘のため伏せさせていただきます)で、内容はiDeCoで節税した方が良いのかと言う質問でした。iDeCoは確かに節税としては良い手段ですし、自分の年金を作る方法としては最適です。

  iDeCoより節税効果が高い方法として国の制度を使って自営業の退職金制度を作る、中小企業退職金共済制度を薦めました。


理由は加入していなかったことや掛け金は非課税になること、売掛月額を選択できること、退職金は直接従業員に、将来奥様をパートとして雇うと聞いたので家族従業員でも対応できることがポイントでした。 


 このように考えて行くと、経営者も従業員と同じ第2被保険者ですので、その他企業年金もなかったのでiDeCoは月額23000円(年間276000円)までが対象ですので、法人税節税から行うことが先で、今後経営者自身の年収が増えてくればiDeCoを薦めるかなと考えています。 

  

私は経営者としてのスタンスもありますので、そのことをくみ取っていきますとまず法人税節税であればiDeCoでなく中小企業退職金共済制度を薦めました。  


 このように何でもiDeCoを薦めるかと言いますと薦めない理由がその人の情報に理由がぎっしり詰まっていますので、その情報に合ったものを薦めています。


協業等はalive.kunihiro@gmail.comまでお願いします。

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