MBAホルダーでファイナンシャルプランナーが教える!先進国と新興国、どちらに投資すべきか?
MBA・FPオフィスALIVE代表の國弘泰治です。
今回は海外不動産投資での注意すべき点について解説していきます。
海外不動産投資で注意すべきポイント
海外不動産投資は、国内と異なり、現地の情報を得るのが難しくなります。ここでは、海外不動産投資をする際に留意すべき点について説明します。
先進国と新興国の不動産投資の違い
海外での不動産投資において、どの国に投資するかが大きなポイントとなります。世界には先進国と新興国の2つのタイプがあり、それぞれ異なる戦略が必要です。
先進国には、日本、アメリカ、ドイツ、イギリスなどが含まれ、新興国は中国、インド、インドネシア、フィリピンなどが代表的です。
先進国の不動産投資は主にインカムゲイン(家賃収入)が中心です。これに対し、新興国では市場全体が成長することによるキャピタルゲイン(売却益)が期待されます。
先進国の不動産投資
先進国での不動産投資は、主に中古物件が中心です。これは多くの地域で新築物件の建築が制限されているためです。
また、先進国ではインカムゲインに加えて減価償却のメリットを狙うことも可能です。
特に法人の場合、減価償却を活用することで税務上のメリットが得られます。木造の物件は減価償却年数が短く、鉄筋コンクリート造(47年)よりも木造(22年)の方が早く償却できます。
新興国の不動産投資
新興国での不動産投資では、建物完成前のプレビルト物件を購入し、売却益を狙うのが基本的な戦略です。
新興国は経済全体が成長しているため、個別の物件の性能よりも市場全体の成長に投資する形になります。
ただし、情報不足や取引コストの高さによって、リスクも大きくなることがあります。また、日本人が土地所有権を持てない国もあるため、事前にしっかりと調査することが重要です。
先進国 vs 新興国:どちらを選ぶべきか?
先進国の不動産投資は、安定的なインカムゲインを狙うことができますが、ローンの借り入れ条件が厳しい場合があります。
例えば、アメリカでは物件価格の半分程度の手持ち資金が必要となります。
一方、新興国では、特にプレビルト物件を活用することで、キャピタルゲインを狙う投資が可能です。
ただし、新興国では土地の所有権に関する規制が厳しい場合があるため、注意が必要です。
まとめ
リスクを抑えたい場合は、比較的安定した先進国でのインカムゲインを狙うのがよいでしょう。
反対に、リサーチを徹底し、市場の成長を見込んで新興国のプレビルト物件を選ぶことで、キャピタルゲインを狙うのも一つの手です。
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