CPIとは?今夜の市場予想とFRBへの影響についてMBA取得のファイナンシャルプランナーが解説
MBA・FPオフィスALIVE代表の國弘泰治です。
今日の夜はアメリカで消費者物価指数の発表があります。
- 消費者物価指数とは??
- 今日の市場予想!!
この2点を解説していきます。
消費者物価指数とは??
CPIと呼ばれており、アメリカ国内の上昇・下降等を表す経済指数で、米労働省が発表しており、毎月中旬に発表されています。
消費者がモノとサービス等を把握するための指標で、インフレ率をを分析する最重要指標として、市場にも注目されています。
中旬の発表なので今日が発表日でもあります。
次に今日の市場予測について説明していきます。
消費者物価指数の市場予想
結論から説明すると、前月比については前回の結果が-0.1%でしたが、市場予想として+0.2%、前年比は結果が+0.3%で市場予想は据え置きとされております。
コア指数についても、前月は+0.1%で市場予想は+0.2%となっており、前回よりも上がるのではないかと予想されており、上がるとなると9月の政策金利利上げは少し厳しくなるのではと考えています。
ただ前月比だけの考えですので、前年比を考えるとコア指数の前年比については前回の+3.3%でしたが、今回の市場予想については+3.2%であるため、伸びが鈍化する結果であれば9月の利下げもあるかもしれませんね。
コア指数については変動が激しいエネルギー関連や食料品を除いたものが対象です。
このように考えると、生産者物価指数の結果については+0.1%と鈍化したこともあるのでFRBの政策金利引き下げへはまだあるかもしれません。 次に消費者物価指数とFRBとの関係について説明していきます。
このように考えると、消費者物価指数だけで見るとあくまで予想なので結果を見ないと何とも言えない部分もありますが、その前にあった失業保険申請件数や生産者物価指数の結果を見ると、今は利下げムードはあるかと思いますが、失業保険申請件数や雇用統計を見てからになるでしょう。
予測についてはまだわからない部分はございますが、経済についても正解不正解というものはほぼないに等しいでしょう。
お仕事等の依頼がございましたら下記のアドレスまでご連絡をください。
alive.kunihiro@gmail.com
0コメント