Dominionの海外積立投資MySAVINGSTRATEGYとは??MBAホルダーでFPの僕が解説

MBA・FPオフィスALIVE代表の國弘泰治です。 

資産運用は何にしようかと悩んでいる方もいらっしゃるかと思います。 

そこで今回はオフショア投資を1つであるDominionCapitalStrategyのMySAVINGSTRATEGYについて説明していきます。 

DominionCapitalStrategyとは??

海外積立投資の領域では比較的最近聞くお話かと思いますが、海外積立投資などのオフショア投資というと確かに保険会社のイメージは強いかと思いますが、DominionCapitalStrategy社は保険会社でなくファンド会社になります。 

次に保険会社の海外積立投資とDominionの違いについて説明していきます。

保険会社の海外積立投資とDominionの違い 

保険会社の海外積立投資というと、イメージとしてはITA社(InvestorsTrust)やRL360°(旧ロイヤルロンドン)などのイメージがあるかと思います。

ファンド会社であるDominionと保険会社であるRL360°の違いについて説明していきます。

違いについては以下の通りとなります。  


手数料についてはRL360°よりも少ない点は魅力的ですが、ボーナスがないといった点では確かにございません。 

なぜかというと最初に説明したように、手数料についてもDominionCapitalStrategy社はファンド会社であることやDominion独自のファンドで運用していることも挙げられ、ボーナスについてもファンド会社であるためボーナスがないかと考えられます。

 次に、MySAVINGSTRATEGYの特徴について解説していきます。  

MySAVINGSTRATEGYの特徴とは

MySAVINGSTRATEGYは毎月150ドルから投資が可能で、支払方法もデビットカードや電信送金で行うことが可能です。 

支払金額については毎月の支払金額で説明しましたが、支払頻度についても月払い以外にも四半期払い・半年払いそして年払いが可能です。

手数料についてはRL360°やITAといった保険会社のオフショア投資と違い、セットアップ費25ドルと年間手数料だけとなっています。

年間手数料は表に書いているように15年~20年の期間加入するのであれば1.15%、5年であれば2.65%となっています。 このように考えると手数料の安さはオフショア投資の中では一番安いと言っても過言ではございません。

MySAVINGSTRATEGYは二つの機能がございます。

フリーズ機能

RL360°の場合は積立停止をするとなると、手数料が3倍になりますが、Dominionについては最大12ヶ月の拠出金凍結が可能です。 

保険料を凍結できるということについてすると12ヶ月拠出金を凍結して、凍結した12ヶ月を後ろにずらすことで未払い分を補填することなく、下の契約期間と同じ数の拠出金を支払うことが可能ということになります。

未納分のスキップ

フリーズについて説明しましたが、その他にも未納分をスキップが可能です。

未納分のスキップについては2年間の初期ユニット期間が終了すると未納分の拠出を補填することなくスキップすることが可能で、2年後に拠出が遅れたり減少したお客様はファンドユニットへの投資額が減るデメリットがございますが、当初のプランと同じ固定管理手数料を支払う事だけで済むので、ペナルティーといったことは発生しません。

このように柔軟性のある支払オプションもあり、ペナルティも取られないといった点は魅力です。

現在は円安で拠出金は高い点もありますが、このような支払オプションを活用して投資するのも1つと言えるでしょう。

その他にもバンクオブニューヨークメロンが保管する個別分離勘定であり、増額及び一部引き出しもペナルティなしで可能など魅力は盛りだくさんです。 次にMSSに投資ができるファンドについて説明していきます。

MSSに投資できるファンド 

MSSに投資できるファンドについてはファンドオブファンズとDominionオリジナルのファンドに投資が可能で、ファンドオブファンズについては世界株ファンドや世界債券ファンド、慎重型ファンド、バランス型ファンド積極型ファンドなどがあり、オリジナルファンドについてはEコマースファンドやラグジュアリーファンドそしてマネージドファンドで投資が可能で、PIPや最近ではS&P500ファンドを活用できる投資戦略オプションを盛り込むことが可能です。

ちなみにDominionCapitalStrategy社のファンドの信託構造についてはUBSやブラックロックそしてJPモルガンなどの投資信託と同じ信託構造になります。 

まとめ

ここまで説明しましたがドミニオンのMSSは保険会社系の海外積立投資よりドルで運用するのであれば拠出金額は150ドルからで、手数料も保険会社系のものより安いと考えられます。

ただ、保険会社系の海外積立投資についてはボーナスがありますが、ドミニオンのMSSはボーナスがないことやドミニオン事態の歴史が短いのがデメリットです。 ただ、ドミニオンはファンド会社のため分別管理口座が採用されていますので、ドミニオン側が横領するといった事はまずないかと考えられます。 もし、円安でドル投資の拠出を心配することや歴史が長い方が良いのであればRL360°のRSPもお薦めです。 


海外投資についてもっと詳しく聞きたいなどございましたら以下のアドレスまでご連絡をお願いいたします。

今回はMySAVINGSTRATEGYについて説明をしましたが、DominionにはMyINVESTMENTSTRATEGYといった一括のプランもございます。

一括系であればFTLIFEやSUNLIFEのオフショア保険と大体同じ金額で可能です。

alive.kunihiro@gmail.com

次回はドミニオンの資産運用戦略の一つでPIP(元本確保型)についての説明を考えています。

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