新NISAで金投資は可能?

MBA・FPオフィスALIVE代表の國弘泰治です。 今回は取り扱ってはないですが、新NISAで金投資って可能なのか説明していければと思います。

 新NISAで金投資って「新NISAって株式やETF(上場投信)そして投資信託などが対象じゃないの?」って思う人も多いかと思いますが、新NISAで現物の金に投資するというとそれはおっしゃるとおり不可能です。

 金鉱株や株式市場で売買されている金ETFそして投資信託だったらどうでしょうか? それについて今から説明してまいります。 内容については以下の通りになります。 

  • 金投資とは何? 
  • 現物だけでなく金鉱株やETFそして投資信託も活用できる? 
  • 新NISAを活用した金投資とは? 

それでは説明してまいります。 

金投資とは何?

 金投資は地金や金貨などの現物投資で一括で購入する方法と、積立で購入する方法がございます。

 ここだけでは金投資の説明なので新NISAと結びつかないかと思いますが、先ほど説明したように金鉱株や株式市場で売買されている金ETFだったらどうでしょうか? 

それだと新NISAでも行けるのではと思う人も居るかと思います。 

次に金鉱株やETFそして投資信託について解説していきます。 

 現物だけでなく金鉱株やETFそして投資信託でも?? 

金投資は説明したように現物投資で一括で購入若しくは積立で購入する方法がございますが、金が高くなっている分、手を出すというとお金も掛かってまいります。

 そこで金鉱株や金ETFそして投資信託で購入可能です。 まずはこの3つについて説明していきます。 

金鉱株 

金の鉱山の権利を持っている会社の株式のことで、聞いたことがない企業もあったりします。

代表的なのが、日本企業の場合は住友金属鉱山が挙げられます。

世界で一番の金鉱会社となるとカナダのバリック・ゴールド(ABX)です。

これらの株式を購入するということはどのような株価の値動きをするかというと、金の価格が上昇すれば、金鉱株の利益も増え株価も上昇していきます。

 金鉱株の特徴としては、大きなリターンが狙え、インカムゲインを狙える場合や景気が上向いているときも株価が上がるチャンスがございます。 

 金ETF

 株式市場に上場している投資信託で株と同じように売買されているものです。

 投資信託については後ほど説明をしますが、投資信託との違いは取引価格が決定するタイミングにあります。

投資信託は市場がしまった後のt理非期価格が決まってきますが、ETFは株式と同じように市場が開いている間は常に価格が変動します。 

金ETFは買い手と売り手のバランスによって変化し、金そのものの価格変動がETFの価格に反映されます。

投資信託 

銀行や証券会社が販売している金融商品で、複数の投資家から集めた資金を専門家から集めた資金を運用して、国内外の株式や原油そしてゴールドへ投資する金融商品です。 

ETFとの違いとして金ETFの所で説明をしていませんでしたが、上場しているか上場していないかの違いです。

ETFは上場投信と言われるように上場しており、投資信託は上場していません。

金投資については現物のイメージがあるかと思いますが、インフレに強く世界共通の価値を持つ資産であり、実物資産であるため安心な点は魅力です。 

ただ、金投資についてもデメリットは利子や配当がないことや紛失や盗難のリスクも多く、手数料は高いです

デメリットを考えるのであれば、先ほど説明した金鉱株や金ETFそして投資信託に投資するのも金を保有する1つの手段です。 

この方法については新NISAやiDeCoでも投資が可能です。 

そこで新NISAを活用した投資方法について説明していきます。 

新NISAの活用で金へ投資する方法 

新NISAは2024年が始まりましたが、 新NISAを軽く説明するとつみたて投資枠(120万円)と成長投資枠(240万円)があり、期間に関しては両方とも無制限で、非課税保有限度額についてはつみたて投資枠と成長投資枠を併せて1800万円とされております。

そこで新NISAを活用する方法としては成長投資枠で活用するスタイルとなります。

今からその方法について説明していきます。

新NISAの成長投資枠を活用する方法とは?? 

先ほど軽く新NISAについて説明をしましたが、つみたて投資枠は長期の積立・分散投資に適した投資信託が対象で、金に投資するとなると成長投資枠での投資が良です。 

成長投資枠を活用するのであれば短期中期での投資、長期での投資で分かれてきます。

短期中期での投資は、グローバルな金投資であれば為替ヘッジのある投資信託と米国ETFそして米国個別株で、日本の金投資であれば為替ヘッジなしの投資信託や国内ETFそして国内個別株となります。

長期についてはグローバルの金投資の場合、為替ヘッジ有りの投資信託と米国株積立(米国ETFや米国個別株)、日本であれば為替ヘッジなしの投資信託と国内株式の積立(国内ETF、国内個別株)となります。

新NISAを活用して投資していくのであれば、①投資枠②短中期か長期か③地域④分野(投資信託やETFそして個別株)⑤商品で選んでいくと良いでしょう。

まとめ 

説明しましたが、私も金投資や新NISAについてはオフショア投資と違い専門分野の中では疎い部分が多々あります。

新NISAについては、オフショア投資について一度聞いてみたけどオフショア投資が怖いといった方にはいい方法だと考えています。

 ただ新NISAの場合、オフショア投資と違い元本確保型の金融商品ではございません。

オフショア投資が本当に怖いと思う方でしたら新NISAについてはオフショア投資の元本確保型の代わりとして金鉱株や金のETF、投資信託活用するのも1つの手段であるかと思います。

投資についてはこの記事が絶対というものでもないので色んな専門家から聞くと良いでしょう。 

そしてオフショア投資について、利回りはIFA次第ですが。最高で12%のものもございます。

投資信託の選定や運用についてもプロであるファンドマネージャーが投資信託の選定や運用させるものですので、NISAのように自分で投資信託を選ぶということがないので、素人の方でもお薦めできますし、運用方法もライフサイクル型(積極型→バランス型→保守型)となっています。

積極型やバランス型そして保守型から選ぶことも可能です。

文章については本当にわかりづらい部分はあるかと思いますが、資産運用で老後資金を2000万円以上増やすといった方であれば、私でも力になれることもございますので、以下のアドレスまでご連絡をいただければ幸いです。 

alive.kunihiro@gmail.com



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