オフショア投資と複利の魅力とは?

MBA・FPオフィスALIVE代表の國弘泰治です。

今回はオフショア投資の魅力について説明していきます。

内容としては以下のようになります。

  • オフショア投資とは
  • オフショア投資のメリット・リスク
  • オフショア投資のリスク改善方法
  • IFA選びのコツ

以上について説明していきます。

オフショア投資とは?

オフショア投資はタックスヘイブン(租税回避地)と呼ばれる税金ゼロもしくは日本より税金が著しく低い国のことで、タックスヘイブンで有名な国としてケイマン諸島やマン島、アジアであれば香港やシンガポールそしてマレーシアのラブアン島が有名です。

オフショア投資の種類としては海外積立投資やオフショア生命保険、オフショア資産管理口座そしてオフショアファンドがございます。

ただタイトルから見ると怪しいと思われるのは当然ですのでメリットデメリットについて説明いたします。

オフショア投資のメリット・デメリット

オフショア投資のメリットとリスクについては以下のようになります。

メリット

メリットについては以下のようになります。

複利で運用ができる

複利はオフショア投資の醍醐味で、NISAではできない外貨での積立や日本ではできない投資信託に投資が可能です。

複利ということは雪だるま式に増えていくということになりますので、老後資金も増やすことも可能です。

金利が高い

複利ではなく、金利も平均で8%ほどの年平均利回りを叩き出します。IFA(代理店)によっては12%ほどの年平均利回りを叩き出す代理店もあるようです。

現地の税金が課税されない(非居住者の特権)

非居住者の場合は、現地の税金が課税されない場合がございます。

ただ、解約返戻金や積立満期が終われば一部もしくは全部のお金を日本に送金する際は日本の税金は当たり前ですが掛かります。

投資できる商品が豊富

投資信託だけではなく、商品によってはヘッジファンドや株式や債券に代わるものに運用するものに投資ができる

中には元本確保型の商品もある

オフショア投資については、変額型と元本確保型の2種類があり、元本確保と聞くと「元本が保証されるということ?」と思う人も居るかと思いますが、実際は運用実績が良ければ元本が確保されるということを言います。

代表的な商品としてはケイマン諸島のインベスターズトラスト社のS&P500INDEXという金融商品が代表例です。こちらについてはNISAのS&P500INDEXと同じものですが、

以上がメリットについては説明ですが、一番の魅力としては確かに複利です。

複利は雪だるま式に増えていくので、年利回り10%だったとしたら1年目は少数にすると1.1、2年目は1.21になるということです。

仮に月5万円で投資したとすると60万円なので、66万円、2年目はまた60万円積み立てるので2年間の合計が138.6万円となります。

このように考えると20年後や25年後って「オラ、わくわくすっぞ」ってなりませんか?(笑)

私はワクワクしますが、高い利回りを叩き出すとなると、リスクもあるのではと思うでしょう。

皆様の思っていることは本当に正解です。

次にオフショア投資のリスクについても説明をしていきます。

オフショア投資のリスク

オフショア投資のリスクについては大きく説明すると①為替リスク②知名度が低い③IFA(代理店)の運用次第④言語リスクになります。

ただリスクを説明しても対策もございますので、リスクを説明した後にリスク対策について説明をしていきます。

為替リスク

海外の金融商品への投資なのでドルやユーロといった外国の通貨で投資することが原則です。

1ドル140円から1ドル150円といった円安になれば、積立金額も増えることになります。

知名度が低い

皆様が契約するとなると知っているような生命保険や損害保険を契約するかと思います。

例えば日本国内本社であれば日本生命や住友生命などが該当します。

海外であればプルデンシャル生命やジブラルタ生命など知名度の高い保険会社を1つの選択肢として選ぶ人も多いです。

オフショア投資については、日本に支店のない保険会社や信託会社なので知名度が低いです。

IFAの運用次第

オフショア投資は基本代理店経由で申し込みをします。

IFAの業務は申し込み以外でも運用や顧客のサポートもIFAが行っています。

そのため、代理店選びが重要となります。

言語リスク

海外で投資するので書類は英語といった外国語での書類が必要となります。

リスクについて解説しましたが、オフショア投資については海外に投資するものなので通貨であれば日本円以外の通貨になりますし、書類も英語だったりします。知名度に関しては、日本にある外資系保険会社(プルデンシャル生命やジブラルタ生命、アクサ生命そしてメットライフ生命など)だと知っている方が多数だと思いますが、日本に支店のないものに関しては「知らない」は当然のことです。

最後にIFAの運用次第についてですが、オフショア投資についてはIFAのファンドマネージャーが銘柄を選定し運用するので代理店選びが重要です。

リスクの対策方法

リスクについて4つ説明をしましたが、リスクについては対策を講じることでリスクを小さくすることが可能です。

為替リスク

外貨で投資するのであれば高くなることを想定した計算をして余裕を持たせることも良いですし、金融機関によりますが外貨でなく円で投資することもオフショア投資も可能です。

知名度リスク

知名度が低いことに関しては、約100年以上前から存在していますし、保険会社によりますがニューヨーク証券取引所などの証券取引所に上場しているところもあります。金融機関によってはS&PやMoodysといった格付けが公表されている金融機関もございますし、もし公表されていない場合であれば金融機関が所在する国の格付けを見ると良いでしょう。格付けを見ると日本の金融機関より格付けが上だったりします。

IFAの運用リスク

IFA選びが重要となってきます。ただ日本の普通預金や定期預金そしてNISAより良いからといった理由で選ぶのは金融機関によっては手数料負けしてしまう可能性もございますので、その点で選ぶのは好ましくないかと考えられます。

言語リスク

こちらもIFA運用リスクで提言しているように、IFA選びが重要となってきます。

どのような代理店を選ぶのかというと日本人が居る若しくは日本語のレベルがビジネスレベルの方がいるIFAでの申し込みが重要です。

ここまで説明をしましたが、オフショア投資についてはIFA選びが重要となってきます。

最後にIFA選びをする上で重要視することについて説明して終わらせていただきます。

リスク回避のためのIFA選びで重視すること

IFA選びとなるとアジアだけでも沢山のIFAがございます。その中で金融機関によって得意不得意が違ってはきますが、主にお薦めするIFA選びの指標として年平均利回り10%以上で、リーマンショックやギリシャショックを乗り越えている代理店、現地の保険業の免許を受けているIFA(香港の代理店の場合香港保険業監管局の免許を取っているなど)そして日本人サポートセンターのある代理店を選ぶことがお薦めです。

私が紹介できるIFAについてはこのような基準のIFAと提携しています。

相談等ございましたら下のアドレスまでお送りお願いいたします。

電話番号についてはいたずら電話防止のため、メールをお送りした後こちらからお送りさせていただきます。

alive.kunihiro@gmail.com

次回は海外の投資で抑えるべき点としてS&PやMoodysの格付けの読み方について解説していきます。

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