手数料重視?オフショア投資ドミニオンのMSSとは

MBA・FPオフィスALIVE代表の國弘泰治です。

今回は、老後の資産運用でオフショア投資を考えている人やNISA以外でどのようなものがあるのかもしくはNISA以外で検討している人で、資産運用で手数料の安さ重視の方必見のドミニオンキャピタルストラテジー社のMYSAVINGSTRATEGYについて解説していきます。

解説前に、今回お話していくポイントについて説明していきます。

  • ドミニオンの歴史
  • MYSAVINGSTRATEGYのプラン内容
  • 手数料はどのくらい
  • ドミニオンのメリット・デメリット

この4つです。

Dominionの歴史

オフショア投資というと、インベスターズトラスト社(ITA)やRL360°(旧ロイヤルロンドン)が思いつくかもしれませんね。

ITAはS&P500やMSCIインデックス系の投資で知っている人も多いかと思いますし、RL360°であれば1861年に設立されているため日本に保険が入る前からある金融機関です。

Dominionは2004年にガンジー島で設立された金融機関で、プランについては積立型のものと一括型のプランの2種類がございます。

2種類のプランの中でもMySavingPlanについて解説していきます。

MySAVINGSTRATEGYのプラン内容

MYSAVINGSTRATEGYは以下のようになっています。


ドミニオンのMYSAVINGSTRATEGYは月250ドルから投資が可能で支払い頻度も月払い、四半期払い、半年払いそして年払いで、支払方法もクレジットカードやデビットカードそして電信払いが可能です。

積立期間は5年~20年と決まっており、RL360°のRSPやITAのエボリューションと比べると5年短いプランとなります。

投資できるファンドについてもファンドオブファンズのものとオリジナルファンドへの投資が可能です。

その他にもドミニオンの歴史は説明しましたが、カストディアン銀行はBNYMELLONでドミニオンの監査法人については、世界4大監査法人であるPWC(プライスウォーターハウスクーパー)なのでRL360°と比較すると歴史は短いものの安心と言えるでしょう。

さらにガンジー島の国際金融センターの評価についてもS&P500の格付けでAA-評価と良い評価を受けているので魅力です。

ただこんなにいいことづくめであっても「手数料って高いのではないの」と思うかもしれませんが、手数料については次で説明していきます。

ドミニオンのMSSの手数料

RL360°は確かに歴史は長いものの手数料は高いのが弱点ですが、ドミニオンキャピタルストラテジーのMSSの場合は手数料は5年であれば2.65%、20年であれば1.15%となります。

以上のようになるのでその他の期間も2.65%~1.15%の間と考えても良いでしょう。

その他には初回だけですが25米ドルが必要です。

今回はこのように省いていますが、実際説明する際は年齢などのステータスや本人の要望に合わせて説明しますが、RL360°やITAと比較したら手数料は安いと言えるでしょう。

ここまでドミニオンについてメリットを含めて説明をしましたが、ドミニオンにデメリットはあるのかについてもお話していきます。

ドミニオンのMSSのメリット・デメリット

MSSに関してはメリットについては、手数料が安い点やカストディアン銀行がBNYMELLONや監査法人がPWCといった実績のあるものが資産管理などをしていることや

ガンジー島の国際金融センターの評価がS&P500でAA-の高評価を得ている点が挙げられます。

メリットについて「まだわからないや」と思う方もいるかと思いますので、メリットについてもう少し詳しく説明していきましょう。

ドミニオンのメリットをもっと詳しく

ドミニオンのデメリットは先ほど説明したもの以外にも保険商品の取り扱いがないことやオンラインで完結できる点そしてファンドを自由に選択が可能でスイッチング代は無料です。

先ほどカストディアン銀行と監査法人について説明をしましたが、ドミニオンは世界最大銀行の1つであるBNYMELLONが分別管理口座で管理しているためお客様の資産を手を出すことはないといったことや監査法人が世界4大監査法人の1つであるPWCが監査を行っていることそして独立した第3機関がマネーロンダリングを監視されているのでマネーロンダリングといった不祥事を起こす可能性は低いといったことが挙げられます。

このようにメリットを詳しく説明をしましたがデメリットってどうなのかについて説明していきます。

ドミニオンのデメリット

ドミニオンについてメリットを説明しましたが、デメリットについても解説していきます。

デメリットに関してはオフショア投資以外でもFX等の外貨で運用するものと同じように「海外投資あるある」の部分があります。

その内容としては為替変動リスクやカントリーリスクがある可能性があるということです。

為替変動リスク

円安となれば1ドル100円から1ドル110円になるといった事を言います。

為替変動リスクが起こることで月々の積立額が上がる可能性があるということです。

月々250ドルだった場合は、今回の例題で説明すると先月は積立額が25000円だったのが1ドル110円になることで27500円になるため積立額が2500円上がることになります。

カントリーリスク

カントリーリスクは治安や政治の悪化などが挙げられます。

ガンジー島に関しては私が検索したところ治安や政治の状況がわからない点がございます。

このように説明をしましたが、海外投資あるあるな部分がリスクとなってくるのでその点は注意しておくと良いでしょう。

ただしカストディアン銀行で分別管理をしているのもあるのでマネーロンダリングの心配は気にしなくてもいい程度かもしれませんね。

まとめ

ドミニオンの一番の売りは手数料が安い点や世界最大の1つのBNYMELLONが分別管理口座でお客様の資産を管理していることや外貨での運用が可能な点が魅力ですね。

更にお金を増やす方法としては手数料も安いこともそうですし、外貨での運用も可能な点、そして運用利回りに関しても私は良いと考えています。

ただRL360°と比較すると歴史が短い点は1つの弱点と言えますし、保険商品ではないためボーナスがないのは残念と言えるでしょう。

ただボーナスはなくても手数料の安さ等を考えると全体的にはメリットが勝る部分は多いかと考えられます。

海外投資の相談やNISA等を検討している人が居ましたら下のアドレスまでご連絡をお待ちしております。

alive.kunihiro@gmail.com

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