MBA・FPオフィスALIVE代表の國弘泰治です。

今回は副業で収入を得たらどうなるの？というものをお話しできればと考えています。

副業でお金を得るとどうなる？

副業するとなるとプラス5万円欲しいなって思う人もいるでしょう。

でもその場合「税金はどうなるの？」ってところがポイントですよね。

仕事の仕方によっては違ってきますし、どのくらい経費を使ったかによっても変わってきます。

サラリーマンがアルバイトをする場合

給与所得で、不動産投資をする場合は不動産所得となってきます。

MLM(ネットワークビジネス)の場合

事業で行っている場合とそうでない場合によって違ってきます。

事業として行っている場合は事業所得で、事業規模でないものは雑所得となります。

事業所得は事業を営んでいる人の所得で、代表的なのが個人事業主がその対象です。

雑所得は事業とまではならない人が対象です。

フリマアプリなどで物を売る場合

メルカリなどのフリマアプリなどで物を売るとなると売り上げの部分ってどうなるのと思うかもしれませんが、その場合は雑所得になります。

事業所得と雑所得って基準はあるの？？

事業所得と雑所得の範囲としては分かれ目としては副業収入が300万円以上もしくは300万円未満と言われています。

雑所得は事業所得と違い、他の所得と損益通算ができない点です。

節税を選ぶのであれば、不動産所得や事業所得、山林所得そして譲渡所得が損益通算が可能となってまいります。

事業所得に関しては青色申告控除が適用されることや青色専従者給与そして純損失の繰り越しが可能などの特典を受けることが可能です。

そのため、サラリーマンが副業でMLMをお薦めしないのはその点でもございます。

ここまで行ける人って自分もMLMを経験していますが、300万円以上に達する人ってほんのわずかと私は考えています。

まとめ

サラリーマンで副業を考えているのであれば、収入を得たい目的といったものであれば事業所得そして雑所得どちらでも構いません。

ただ節税を目的とする場合であれば、雑所得だと損失が出ても給与所得から差し引くことが不可能です。

もしMLMの商品を使うだけで割り切るのであれば、わざわざビジネスに参入せずにショッピング会員があればショッピング会員として購入する方法やメルカリなどのフリマアプリでも打ってあるケースもございますので、そこで購入する方法もあるので副業として考えるならよく考えた方が良いと思います。